垂れ乳防止!原因と今すぐ始める対策方法
気になるバストの垂れや型崩れ。原因の多くは加齢といわれていますが、実はそれだけではありません。
もちろん年をとることで胸は垂れやすくなりますが、実は若くても垂れてしまう可能性があります。
垂れ乳を防ぐには、胸が垂れる原因をきちんと把握して、それぞれの原因にあった予防策を実践していく必要があります。
バストが垂れる原因は?
姿勢が悪い
猫背姿勢になってしまうと、バストの土台である大胸筋(だいきょうきん)・小胸筋(しょうきょうきん)などが短縮してしまい、硬くなってリンパの流れが悪くなり、バストのハリを失う原因になってしまいます。
クーパー靭帯の伸び
クーパー靭帯とは、胸の乳腺を皮膚や筋肉に繋ぎとめる結合組織なのですが、このクーパー靭帯が伸びたり切れたりしてしまうと垂れる原因に。
多少の伸縮性はありますが、激しい運動などの衝撃で簡単に伸びたり切れたりしてしまい、一度伸びたり切れたりしたクーパー靭帯は、もう戻すことができません。
筋力の低下
加齢に限らず、若いうちから運動不足などで筋力が低下していると、胸を支える筋肉も低下してしまうといわれ、胸の重みに耐えられず、重力に負けて垂れてしまいます。
ホルモンバランスの乱れ
乳腺の発達を促しバストにハリを持たせるのは、女性ホルモン「エストロゲン」の働きによるものです。
睡眠時間をしっかり確保できていなかったり、栄養に偏りがあったり、精神的なストレスが大きかったりするとホルモンバランスは乱れていきます。
ホルモンバランスが正常に分泌されないとバストのハリがなくなってしまいます。
ホルモンバランスはあらゆる原因で乱れやすく、加齢によってもホルモンの分泌量が減ります。
ブラジャーのサイズが合っていない
ブラジャーは胸を支える大切なもの。ブラジャーのサイズは自分の胸より大きすぎても小さすぎてもNG。
大きめのブラジャーをつけていると、バストを持ち上げる、支えるといったブラ本来の効果を発揮することができないし、逆に小さすぎも必要以上に胸を締め付け、クーパー靭帯を傷つけてしまうことがあります。
垂れ乳防止のためにできること
正しい下着選び
ブラのつけ方を見直すことは実はとても大切なことです。トップバストからアンダーバストを引いた数字がカップサイズなので、自宅で簡単にセルフチェックすることができます。
自分では上手く測れない方は、定期的にショップなどでプロに計測してもらい正しいサイズのブラジャーを身に着けるようにしましょう。
背筋を伸ばすよう心がける
常に背筋を伸ばして姿勢を整えるよう心がけるだけでも、垂れ乳の予防につながります。
壁を背にまっすぐ立ったときに【頭・肩甲骨・おしり・かかと】の4点が壁に付いていれば良い姿勢の証拠です。
姿勢の悪さはクセになりがちのため、しっかり意識して。
食生活を見直す
女性ホルモンの分泌を活性化させる、豆腐や豆乳などの大豆製品を積極的に取り入れることも効果に期待ができます。
また、卵や魚、肉などのたんぱく質を多く含む食材は、女性ホルモンの分泌を促す働きや胸の土台である大胸筋に必要な栄養を運ぶ大事な役割を担っているので、積極的に摂取を。
バストマッサージ
- 脇の下から胸に向かって、小さな円を描くようにクルクル。
- アンダーバストを身体の中心に向かって、ゆっくり持ち上げる。
- 脇に逆の手を入れて、背中のお肉をバストに向かって寄せ集める。
マッサージの際は、皮膚を引っ張らないようバストアップクリームなどを併用して行うのがおすすめです。
ナイトブラ
忙しくてなかなか時間を作れないという方の垂れ乳予防にとてもおすすめなのが、着けるだけでバストを持ち上げ胸が垂れるのを防ぐことが出来るナイトブラ。
ナイトブラには寝返りやうつぶせ寝などをした時に胸のクーパー靭帯が傷つかないように守る役割もありますよ。
ハリのある美しい胸をいつまでも保つためには、適切なバストケアを行っていく必要があります。
何歳になっても魅力的なバストをキープしましょう。